X(Twitter)のエンゲージメント率とは?
X(Twitter)のエンゲージメント率とは、投稿に反応した人の割合をパーセントで表した指標です。いいね・リツイート・返信・引用を合計し、その投稿を見た人数(リーチ)またはアカウントのフォロワー数で割って求めます。エンゲージメント率が高いほど内容が届いているということで、フォロワー数だけでは分からないことが分かります。
測り方は2通りある
標準的な計算式は2つあり、この計算ツールは両方を表示します。
リーチ基準の率は、(いいね+リツイート+返信+引用)÷表示回数に100を掛け、ツイートごとに平均したものです。フォロワー基準の率は、(いいね+リツイート+返信+引用)÷フォロワー数に100を掛けたものです。リーチ基準は表示回数(インプレッション)で割るので、実際に投稿を見た人がどう反応したかを表します。フォロワー基準はフォロワーの総数で割ります。
リーチ基準のエンゲージメント率
ツイート単位で計算し、直近の投稿全体で平均します。実際にツイートを見た人がどう反応したかを測るので、コンテンツの成果をより正確に読み取れ、フォロワー数の多さに左右されません。
フォロワー基準のエンゲージメント率
昔から広く引用されてきた数値で、アカウント同士の比較には便利です。ただし大きなアカウントではフォロワーの大半が個々の投稿を見ないため、実力より低く出ます。
ここでの2つの計算式は、いずれもいいね・リツイート・返信・引用を数えます。引用を数えない計算ツールも多いのですが、含めたほうが実際の反応をより正確に捉えられます。
X(Twitter)で良いエンゲージメント率はどのくらい?
X(Twitter)で良いとされるエンゲージメント率はアカウントの規模によって変わり、フォロワーが増えるほど下がります。オーディエンスが大きいほど、1つの投稿を見て反応する人の割合は小さくなるからです。下のフォロワー基準の目安はおおよその値で、ジャンルによっても変わります。
フォロワー規模ごとのおおまかな目安は次のとおりです。フォロワー1,000人未満のアカウントは4%以上になることも多く、1,000〜1万人では2〜4%、1万〜10万人では1〜2%、10万人を超えると0.5〜1%程度に落ち着くのが一般的です。
| フォロワー数 | フォロワー基準の良い数値の目安 |
|---|---|
| 1,000人未満 | 4%以上 |
| 1,000〜1万人 | 2〜4% |
| 1万〜10万人 | 1〜2% |
| 10万〜100万人 | 0.5〜1% |
| 100万人超 | 0.3%以上 |
リーチ(インプレッション)を基準にすると数値はもっと高く出ます。フォロワー数に関係なく、1〜3%なら良好、5%を超えれば非常に良い水準です。
ネット上の目安が大きく食い違う理由
ウェブで見かける「良い」数値がばらつくのは、プラットフォームの違いではなく計算式の違いによるものです。このツールのような投稿単位の計算ツールは、ツイートごとに平均してリーチまたはフォロワー数で割るため、健全な水準は1〜3%あたりになります。一方、業界レポートはアカウントの総エンゲージメントを数か月分の総インプレッションで割ることが多く、数値が1%の何分の1にまで圧縮されるので、そこでの「良い」目安は0.02%や0.10%と表示されることもあります。どちらもそれぞれの方法としては正しいのですが、比較はできません。自分の数値を評価する前に、目安の裏にある計算式と揃えてください。
この計算ツールでできること
よくある使い方は次のとおりです。
- 自分のアカウントを点検する
フォロワー数だけでなく、直近の投稿が実際にどれだけ反応を得ているかが分かります。
- コラボ前にインフルエンサーを見極める
クリエイターのオーディエンスが投稿に反応しているのか、フォロワー数を膨らませているだけなのかを確かめられます。クリエイター調査を継続的に行うなら、APIでインフルエンサーを大規模に見極めることもできます。
- 競合と比べる
競合アカウントを実行して、投稿ごとに本当の反応を得ているのはどこかを確かめます。
- 偽物や質の低いオーディエンスを見抜く
フォロワーが多いのにエンゲージメント率が極端に低い場合は、フォロワーを購入している可能性があります。
- 推移を追う
内容を変えたあとに同じアカウントをもう一度計算して、エンゲージメントが動いたかを確認します。
この計算ツールの使い方
X(Twitter)の公開アカウントのユーザー名を入力するか、プロフィールのURLを貼り付けて、「エンゲージメントを計算」を選びます。
そのアカウントの直近のオリジナルツイート(リツイートは除く)とフォロワー数を読み取り、リーチ基準とフォロワー基準のエンゲージメント率を算出します。
算出された率、フォロワー規模ごとの目安、そしてどの投稿が結果を動かしたかが分かるツイート別の内訳をご覧ください。
X(Twitter)のエンゲージメント率を上げる方法
数値が着実に動く施策をいくつか挙げます。
- オーディエンスが動いている時間に投稿する
最初の30〜60分で反応が集まると、アルゴリズムはその投稿をより多くの人に見せます。活動が多い時間帯に合わせて投稿すれば、リーチも率も上がります。
- リンクだけの投稿より、スレッドや返信を優先する
Xは受け身のいいねよりも返信・引用・ブックマークを重く見ます。読者をプラットフォーム内にとどめる投稿のほうが、外部に送り出す投稿より成果が出やすくなります。
- 冒頭で心をつかむ
1行目でスクロールを止めるかどうかが決まります。明確なつかみは、タイムラインが評価する初速の反応を引き出します。
- 質問を投げかけて返信を促す
返信は最も強いシグナルになるエンゲージメントです。いいねを求めるより、返信を促すほうが率は上がります。
- 自分のオーディエンスに返信する
コメントに返すと会話が続き、投稿がリーチを伸ばせる時間が長くなって、エンゲージメントが積み上がります。
数千アカウントのエンゲージメントを追跡する
このページで計算できるのは一度に1アカウントです。多数のアカウントのツイート指標、いいね、返信、リツイート、フォロワー数をまとめて取得したい場合や、エンゲージメントの追跡を自社のプロダクトやレポート基盤に組み込みたい場合はAPIをご利用ください。キーは1つ、料金はリクエスト単位の定額、レスポンスは扱いやすいJSONで、まずは100リクエストを無料でお試しいただけます。クレジットカードは不要です。
動くコードと計算式は、TwitterエンゲージメントAPIとAPIで取得するTwitterアナリティクスのガイドで紹介しています。
よくある質問
エンゲージメント率はどのように計算していますか?
この計算ツールは、アカウントの直近のオリジナルツイート10件を平均します。ツイートごとにいいね・リツイート・返信・引用を合計し、リーチ基準では表示回数で、フォロワー基準ではフォロワー数で割って、100を掛けます。2つの数値は並べて表示されます。
X(Twitter)で良いエンゲージメント率はどのくらいですか?
X(Twitter)で良いとされるエンゲージメント率は規模によって変わります。フォロワー基準では、フォロワー1,000人未満のアカウントは4%以上になることが多く、1,000〜1万人では2〜4%、10万人を超えると0.5〜1%程度が一般的です。リーチ基準では1〜3%なら良好、5%を超えれば非常に良い水準です。
登録やログインは必要ですか?
必要ありません。この計算ツールは無料で、登録もログインもメールアドレスもAPIキーも不要です。公開アカウントのユーザー名を入力すれば、すぐに結果が出ます。
自分のアカウント以外も調べられますか?
X(Twitter)の公開アカウントであれば、自分のものに限らず調べられます。ユーザー名を入力するか、プロフィールのURLを貼り付けてください。そのため、自分の投稿を点検するだけでなく、インフルエンサーの見極めや競合の比較にも使えます。
非公開アカウントも調べられますか?
調べられません。非公開アカウントはツイートも指標も外部に見せないため、どのツールでもエンゲージメントを読み取れません。この計算ツールが対応するのは、ツイートと数値が公開されているアカウントだけです。
なぜ直近のツイートだけを使うのですか?
直近のツイートは、そのアカウントの今の状態を映します。古い投稿は、過去にバズった1本や今はいないオーディエンスの影響で率をゆがめます。リツイートを除いた直近のオリジナルツイートを平均することで、現状に近く代表性のあるエンゲージメント率になります。
引用も数えますか?
数えます。ここではいいね・リツイート・返信・引用のすべてをエンゲージメントとして扱います。引用を外す計算ツールも多いのですが、含めることでアカウントの投稿が受けた公開の反応をもれなく捉えられます。
リーチ基準とフォロワー基準のどちらを使うべきですか?
コンテンツの成果を判断するならリーチ基準を使ってください。ツイートを見た人がどう反応したかを測るからです。アカウント同士を比べるときや、表示回数が取れないときはフォロワー基準を使います。一般には、リーチ基準の数値のほうが実態に近い指標です。